アニメ感想（金曜深夜～土曜深夜）２回分

★灼眼のシャナII
・９話
自分の目的のためなら犠牲を出すことも厭わないと言うマージョリーさん。
そんなマージョリーさんの中にある憎悪だけでなく孤独もちゃんと読み取っている佐藤くんは大変だ。
このまま傍に居続けるのはかなり難しいと思うんですけど、さて彼はどう動くのか。
考えすぎて動けなくなるパターンかな？

で、マージョリーさんの憎悪の元となっている「銀」と祐二くんが繋がったのにはどんな意味があるんでしょう。
なにやら物騒なことになりそうな予感がしますねー。
やっと本編が動き出すようなので次回が楽しみです。

・１０話
祐二くんと「銀」との関係はシャナにもわからない様子。
ヴィルヘルミナが戻ってくるまでこの件は保留となりました。
動きがあると思っていただけにお預け食らってつまんない。

そして話は恋愛関係に逆戻り。
恋に迷うシャナと吉田さんはかわいいけどこの展開にはもう飽き飽きしているので面白みは感じられず。
そんなことより意味深に光るヘカテーと執事さんのブレスレッドの方が気になりました。
ヴィルヘルミナが言う「フェレス」も気になる。

★電脳コイル
・最終話
総評：とても楽しめました！
しかし後半は内容詰め込みすぎな感あり。すべての伏線が消化されていないのも残念。

ヤサコちゃんが幼いころに出会ったヌルの正体。
デンスケの首輪の謎。
４４２３の謎。
猫目さんの背景。
ヤサコちゃんの夢の謎。
そしてイサコちゃんの葛藤。

これらが明かされ物語は終わりました。
いろんな問題がすべて解決したわけではないけれど、ひとつの区切りはつきました。
イサコちゃんは子供のままでいる世界から出て痛みと苦しみを伴う世界で成長することを望み、ヤサコちゃんもまたひとつの想いを乗り越えました。
小学校最後の年に起きた一連の事件で彼女たちは成長し、大人への一歩を踏み出したわけです。
いつかまた出会う可能性を残し、それぞれがそれぞれの道を前へと…。

と、大筋は綺麗に終わっていますが、細かいところではわからないことがいくつも残ってたり。
もしかすると本編で語られていたのかもしれないけど私にはわからなかったです。

まず、今回の話の中であったヤサコちゃんの過去の映像ですが、あれってコイルスの電脳空間に記録されていた映像ってことなんでしょうか。
それをヤサコちゃんに見せたのはおじじ？
おじじが付けていた鈴の音がしていたし、デンスケもいたし、そういうことでいいのかな？

次に玉子さんが猫目さんにそそのかされた理由。
友達のために願いを叶えてくれるというミチコさんと接触しようとしたっぽいことは猫目さんとの会話の中でありましたけど、どうせならちゃんとした形で語って欲しかったです。
玉子さん好きだからそこはちゃんと聞きたかった。

猫目さんがミチコさんと接触できた理由やヤサコおじじを知っていたの理由もはっきりしませんでしたね。
旧コイルスと繋がった一派から得た情報が元だとは思うけど、これも推測の域だわ。

マユミちゃんがはざま交差点を知っていた理由。そしてどうやって対処したのかも語られてませんでした。
そのため物語内でのマユミちゃんの存在理由がわからなかったり。
あの子はなんのために出てきたの？

他にも、
前にイサコちゃんが取り込んだミチコさん。あれは何？
ミチコさんを取り込んだイサコちゃんの体にできた鍵穴とは？
デンパが言ってたメタバグの音がよく聞こえる場所はクビナガがいた場所でいいの？

あげていけばまだまだありそうな残った謎は物語を見直すことでわかってくるのでしょうか。
だといいなあ。
それを期待して次回から始まる再放送も見たいと思います。

・再放送１話
最終回のヤサコちゃんとデンスケとのやり取りと、１話であったヤサコちゃんとデンスケの最初の出会いが繋がってました。
見直したからこそわかる演出です。
１話のハンバーガー屋に猫目さんと玉子さんがいるのも見直したからこそわかった事実。
再放送って別の見方ができて楽しいですね。

★ひぐらしのなく頃に解
・２１話
さあ反撃開始だ！
ってことでいろんな人が動く動く。
とくに大石さんがよく動いていました。
これまでの世界で対立していた園崎家との共闘はとても楽しかったです。
一本背負いもきまって大石さんかっこいいぜ！

反撃があるとは思ってもいなかった鷹野さんのうろたえぶり、というか苛立ちの表情はかなり怖かったです。
鬼気迫るとはあーゆーのを言うんでしょうね。
そんな鷹野さんに逆らってしまった富竹さんの今後が気になります。
捕まったらそりゃーひどい目を見るだろうことは容易に想像できるんですが、あの状況で逃げられるの？
無理っぽくない？

・２２話
赤坂さんかっこいいーーーーー！！！
まさかこんなに活躍するとは思っていなかったから驚いたけどかっこいいーー！！
ヒロインの危機に颯爽と現れ救うだなんてまるで正義の味方じゃないですか！
「軽いな。本当の拳を教えてやる」ってかっこいいぞ赤坂さんーっ！

前半に本気になったプロに翻弄される圭一くんたちを見せて「やっぱりダメなのか」と思わせ、けれど最後に綺麗にひっくり返して再反撃開始とはいい演出です。
よくあるパターンでもやっぱりこーゆーのはスカッとして気持ちいいですね～。

詩音の想い人である悟史くんが生きていることもわかり、誰も欠けない未来を手に入れる準備は着々と進んでいます。
捕まってしまった富竹さんを取り戻し、鷹野さんの野望を打ち砕くのは容易ではないでしょうが、奇跡を信じてみんな頑張れ！