アニメ感想（火曜深夜）

★ぼくらの　１２話
田中さんはいい人ですね。
真剣に子供たちのことを考えてくれています。
でも政府関係者でこんなに親身になってくれているのは田中さんだけというのがなんとも…。
世界の現実と向き合っているのが子供たちだけというのもな…。

さて、今回の操縦者であるマキは田中さんと話すことで気持ちの整理をつけたようです。

もうすぐ生まれてくる弟。
養子である自分。
両親の自分への態度が変わるのではないかと不安だったがジアースの出現で気持ちは変わった。
３人の新しい生活のためなら戦える。

覚悟を決めながらも「少しでもいい。４人で暮らしたい。私まだ死にたくない」と田中さんに告げるマキ。
出産予定日前に起こる陣痛。
同じ時に始まる戦闘。
「もう少し待ってくれてもいいじゃない！」
それでも戦いは待ってはくれない。

マキの死と引き換えのように弟が生まれてくるのはでき過ぎといえる演出ですが、だからこそ切なさが募ります。
一瞬でも弟を見た後に逝けるならマキも救われるでしょうけどそこら辺はどう処理するのか。

今回初めて自分たちが暮らす以外の地球があることがコエムシから告げられ、戦っている相手が他世界の地球で生きている人間であることがわかりました。
相手の状況を知った上で戦わなくてはならないマキはこれまでの子供たち以上に辛いことになるでしょう。
だからってわけではないけれど少しくらいのご褒美があってもいいんじゃないかと思っちゃいます。
弟さん、見れるといいね。

しかしこの設定。
ネタバレ情報で見てなかったら素で落ち込んじゃうとこでした。

望んでもいないのに自分の命を捧げて戦わなくてはならず、しかも相手は自分と同じ立場の人間。
負けたら地球ごと消滅。
勝ったら自分たちの地球は無事。でも相手の地球は消えてまう。
どこまで追い込むつもりなんだ！と叫びたくなる状況です。
本当に痛いったらないですよ…。

明かされた残酷な事実の中でマキはどう戦うのか。
次回も目が離せません。
自分のパンツを見せ付けられ赤面したウシロからもちょっと目が離せなかったです。あれはかわいかったー。