アニメ感想（金曜深夜～土曜深夜）

★灼眼のシャナII　４話
悠二くんの鈍感っぷりが女の戦いを激化させています。
なんでこんなに悠二くんがもてるのかわからないからシャナちゃんに「何を怒ってるんだよ」なんて言っているのを見ているといらっとしてしまいます。
こう着状態の恋愛模様にちょっと飽きてきました。
シャナちゃんや吉田さんよりヘカテーを取るならそれはそれでいいからそろそろ何か動いてくれないかな。

★電脳コイル　２２話
前回の話を見ていろいろ考えたことがかなり外れていましたが、そんなことは問題ではありません。
それより何より問題なのは、イサコー！ヤサコー！デンスケー！
謎が明らかにされてくるにつれこの２人と１匹が大変なことになってますよ！

自分は誰の役にも立てないダメな子だと泣くイサコちゃんがかわいそうでした。
方法が間違っていたとしてもあんなに頑張ってたのに猫目さんの台詞からするとお兄さんが亡くなっているのはどうやら本当らしく。
すべてが空回りだったとは思いたくないけどそうでないと言えるだけの確証がない現状ではイサコちゃんを慰めるものは何もなく。
なのにデンスケのために動いてくれるその優しさがね、イサコちゃんの寂しさを表していて悲しかったですよ。
「おまえは家族が多いな」との言葉もね…。
本当は優しい子なイサコちゃんがこのまま何一つ報われないまま終わるのは嫌だなあ…。

イマーゴ持ちの孫を心配して作ったのか、はたまた研究対象として作ったのかわからないけど、ヤサコちゃんの電脳体に刻まれていた暗号路はおじじの仕業なんでしょうね。
デンスケがヤサコちゃんのペットなのもそこら辺に理由がありそうです。

コイルドメインに接続する力を持った電脳体であるデンスケが開く通路はきっと実験用の狭い方なんでしょう。
で、広域用にはミチコさんたちヌルがいて、実験用には４４２３がいると。
だから４４２３は夢で「その道は違う」と警告していたと考えるのが自然な気がします。

となるとですよ。
４４２３は肉体はなくなっていてもカンナちゃんのように電脳空間に存在し続けているってことでいいんじゃないですかね？
ここにイサコちゃんの心を救う術があるように思えます。
つーかあって欲しい。イサコちゃんの頑張りが報われる何かがあって欲しい。
コイルドメインに行くことでイサコちゃんがお兄ちゃんと会えますように！

今回はこの他にもいろいろと疑問が出てきてました。

冒頭の「私」がミチコさんなんでしょうか。
でもそうだとしたらあの人形を持っているのはなぜ？
この世界を壊してはならないと願ったのは４４２３？ヤサコおじじ？それとも別の人？

猫目さんとヤサコおじじの関係は？
コイルドメインに行けるデンスケを手に入れることが猫目さんとタケルくんのお父さんのためになるとは？

イリーガルを改造するなんてことタケルくんはどうやって知った？猫目さんからの指示？
タケルくんの不安を煽って使っていたメガマス社員とは誰？

ヤサコおじじはコイルス社のメガネを調べて何を見つけた？
それがコイルドメイン、電脳コイル現象とどう関係する？

年寄りを軽んじると後が怖いぞと言い切るメガばあに頼もしさを感じ、玉子さんのライダースーツ着用ぽよんに目を奪われ、玉子さんにいいように使われちゃってるダイチくんに笑ったけど、本編はわからないことだらけです。
次回の総復習で頭を整理して最終回に備えたいと思います。

それにしても玉子さんのぽよんは大変よかったですなあ。
眼福眼福。

★ひぐらしのなく頃に解　１６話
圭一くんが来てからでないと運命を変えられないってことは、何度世界を繰り返してもそれまでのオヤシロさまの祟りは防げないってことなんですね。
つーか、梨花ちゃんが変えようとしている未来にダム計画による殺人とかが入ってないだけか。
かなり利己的な未来改変だけどそこは突っ込んじゃダメですか？

との疑問を持ちつつ見た今回の話でわかったのはダム計画で殺された監督さんの右腕だけが見つかっていない理由でした。
他はこれと言って目新しい情報はなかったですね。
はっきり言ってしまうと見る必要性があまりない話でした。

平坦な道をのろのろと動いているジェットコースターに乗っているような気分とでも言いましょうか。
これから始まる最後の戦いに向けてゆっくり丁寧に話を進めているんでしょうが、あまりにゆっくり過ぎて面白味が感じられません。
気持ちが盛り上がらない。

ってことで、あまりじらさず次回くらいからエンジンをかけて欲しいところです。