1月末なのに寒くない [日記~07年3月]
この時期の東京の平均最高気温は9度なのに今日の最高気温予想は13度、明日は16度です。
ニュースで気象予報士さんが「春を感じられる日になるでしょう」と言っていましたが、それを喜んでいいのかどうか。
寒い時期にちゃんと寒くならないと気持ち悪くないですか?
スキー場とかで雪が降らなくて困っている人も多いと思います。
寒くないと作れないモノもいろいろありますしね。
寒さが厳しい期間に食品や布などを水や空気にさらすことを「寒晒」と言いますが、この寒晒によっていろんな物が作られます。
日曜に見た「鉄腕ダッシュ」で作っていた春雨もそうですが、葛粉や白玉粉、寒天も昔は冬の寒さを利用して作っていたそうですよ。
もちろん今も昔ながらの製法で作っているところもあるそうです。
着物の染色も寒い中でさらす方が綺麗に定着すると聞いた事があるような。
これはうろ覚えなので確かではありませんがー。
日本伝統の物は日本の四季を上手に使って作られているので、季節がめちゃくちゃだとそれらが作れなくなってしまいます。
ということは、この暖かさは日本文化の崩壊に繋がりかねないわけで。
飛躍し過ぎかもしれませんがそーゆーことを考えると両手放しでは喜べなくなります。
暖房費が浮くのは嬉しいんだけどねぇ。
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