アニメ感想（火曜深夜、木曜） [アニメ 07年10月～]
★ナイトウィザード 最終話
総評：話はかなりの定番展開。面白いけど大筋が読めてしまって意外性はなし。
それでも楽しく見られたのは柊くんの魅力だと思います。
この話が大団円で終わったのはすべて柊くんのおかげと言っていいでしょう。
本人は無自覚だけど大切で特別な存在であるくれはちゃんが倒れ、シャイマールが復活。そのシャイマールを復活させた黒幕は神。
こんなお先真っ暗な状態でも自棄にならず最後までエリスちゃんを守ることをあきらめなかった柊くん。
彼がいたからこそアンゼロットは世界の守護者としての務めを果たそうとし、アンゼロットが動いたことで大魔王ベールゼファーも動いた。
つまり、真っ直ぐで迷いのない柊くんの行動がゲイザーの思惑を破る原動力となったわけです。
もし途中で柊くんがあきらめていたらアンゼロットは動かず世界は終わっていたかもしれません。
そう考えると柊くんの周りに与える影響力のすごさに驚きます。
下がる男だなんだといじられてもやる時はやるのが柊蓮司。
よく頑張った！
ヘタレていたアンゼロットもちゃんと見せ場を作ったし、傍観者だったベルも派手に動いていたし、出てくるとは思わなかったナイトメアまで出張ってたし、最後の大盤振る舞いは見ごたえありました。
ちょっとさみしいエリスちゃんの失恋で締める演出もよかったです。
柊くんの卒業は予想外だったけど。
最後にひとつ疑問が。
シャイマールの力があったとはいえ神ともあろう者があれしきの攻撃で死んだとは思えません。
もしかしてゲイザーは何をしてもしつこく食い下がってくる柊くんに呆れて世界の破壊をあきらめたんでしょうか。
それとも、柊くんたちの行動の中に未来や希望を見出してまだ猶予があると判断したから引いたってことなんでしょうか。
人形と呼んだエリスちゃんに可能性を託したのだとしたら、嬉しいんですけどね。
★GRジャイアントロボ
見ていたので総評：なかなかに燃える最終回でした。でも燃えたの最後だけ。
ビーの正体がわかる大事な回を撮り損ねてしまったためちょーっと話がわからなくなっちゃいましたが、GRを超古代文明の遺物として取り扱ったこの話は結構面白かったです。
でも盛り上がるところはあまりなかったような。
マッケンジーさん死んじゃうしさあ…。
最終回もそれなりに締めて終わるには終わったけどすべてが解決しているわけではないという余韻を残しているから少し座りが悪いような気がしないわけでもなく。
まあそれでも１クールにしては綺麗に納まっていました。
地味によかったです。
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原作ファンが今頃通ります（笑）
＞シャイマールの力があったとはいえ・・・
実は柊の持つ魔剣は「神殺し」の力が付与されていて、神やそれに順ずる存在を殺すことができるのです。
次にゲイザーは「神の分身」であり、神そのものでは無いんです。（小説版『柊 蓮司と宝玉の少女』ではもう一人の分身であるＴＩＳという少女が登場しています）
神そのものが死んだわけでは無いんですよ。
ただ、ゲイザー自身は本気で世界を滅ぼす気でいました。
原作ではもっと複雑な動機だったんですが、アニメ化に当たって原作を知らない人のためにオミットしたようです。
余計な一言だったかもしれませんが、参考程度ということで。（笑）
by キズメガネ (2008-01-28 20:48)
補足説明ありがとうございました！
そうなんですか。ゲイザーは神の「分身」であってそのものではないんですか。
アニメだけだとそういうのはわからなかったのでこの情報はとてもありがたいです。
柊くんの剣に神殺しの力があったってことは、じゃあキリヒトはあの時に本当に死んじゃったってことなんでしょうか？
というか消えた？
そうなるとあっさりしすぎな気が…。
小説版を読めばこのあたりの疑問もすっきりするんですかね？
キリヒトの複雑な動機も知りたいし、買ってみようかなあ。
by 関 (2008-01-31 16:26)
返信ありがとうございます。
正直、余計な事したかな？ってヒヤヒヤしてました（笑）
＞そうなるとあっさりしすぎな気が…。
アニメでは描写する尺が無かったんでしょうね。
小説版ではしっかりラスボスらしい暴れっぷりしてますよ。
小説版は上下巻の二冊です。
原作シリーズの以前のエピソードが関る部分もあるので「？」な事になるかもしれません（汗）
解説が必要でしたら即参上！しますが（笑）
by キズメガネ (2008-02-01 02:50)
いえいえ。こちらこそ情報をありがとうございました。
おかげで小説買っちゃおうかな～との気持ちになってきています(笑)
アニメではあっさりだったキリヒトが小説だとしっかり暴れてるってところがいいですねー。
物足りなかった部分が補完できそう！
柊くんが好きなのでいくつかのリプレイは読んだことあります。
なので小説はそこまで抵抗なく読めるんじゃないかと思います。
いつになるかわかりませんが小説読後には感想をUPするつもりなので説明求む！ってことになったら、その時はよろしくお願いしますね♪
by 関 (2008-02-01 13:09)