アニメ感想(金曜深夜~日曜深夜) [アニメ 07年4月~]
★DARKER THAN BLACK 24話
えーっとつまりヘイたちがいた組織とは国家の枠を越え世界規模で動いている巨大なものだったと。
初めから契約者を消すためにすべてが動いていたと。
契約者を消すために契約者を使っていたと。
ホァンが組織を恐れていた理由がこれではっきりとわかりましたよ。
個人で立ち向かうにはあまりにも敵が大きすぎる…。
だからアンバーたちは契約者を守るための対抗組織「イブニング・プリム・ローズ」を作ったってことなんでしょうね。
アンバーが組織を裏切った理由もやっと納得できました。
ヘイを想っているような言葉を言っていたのも本心だったとわかってかなりすっきりです。
しかし、ここまでに払った犠牲は大きいです。
ヘイたちをゲートへ向かわせるために囮となったホァンと文句を言いながらも付き合ってゲート内まで入ったマオ。
2人の仲間が逝ってしまいました。
残るはインとヘイだけ。
別れ際にホァンに見せた笑顔や去っていく黒猫を見る切ない顔。インを気遣う人間らしい優しさを見せるヘイを見ているとこれから待っている事が事だけに悲しくなります。
このままヘルズゲートは破壊され契約者たちは消えてしまうのか。
それともゲートは残り偽りの星が空に輝き続けるのか。
次回は最終回。
どんな展開になるのか見届けたいです。
★電脳コイル 17話
ハラケンの夢に出てきた横断歩道の音楽が「通りゃんせ」だったのが怖かったです。
カンナちゃんのためにあっちに行こうとしているハラケンのこれからを暗示しているようで不吉に感じました。
実際に危ないことをしようとしていますからね。
それはイサコちゃんも同じです。
2人とも強い思いを胸に抱えて動いているけどそれが正しいことなのかどうかがわからないから心配です。
玉子さんが言うにはイサコちゃんがやろうとしていることは「間違い」だそうで。
それは大人目線での「間違い」なのか。
それとも人として「間違い」なのか。
結果を見ないことには本当に「間違い」かどうかわからないこともあるので玉子さんの言葉を全面的に押すことはできないけど、危ないことをしようとしているイサコちゃんを止めようとしている気持ちはよくわかります。
4年前にあった事件に関わっていたらしい玉子さんだからこそ、その危険を理解し動いているんでしょうから。
それにしてもサッチーをいきなり5機も投入するなんて思い切ったことしますね。
本気で事に当たろうとしている強い意志を感じます。
なのにサッチーの名前はポチ、タマ、チビ、コロ、ミケですか。
かなりシリアス展開なのにこんな名前を聞いちゃうとちょっと脱力してしまいますよ。
玉子さんのネーミングセンス結構好きだなあ。
1年前にも通路を開いたが失敗したらしいイサコちゃんがハラケンの協力を得て再び通路を開く時、そこで何が起きるのか。
不気味な噂があるミチコさんがそれにどう絡むのか。
イサコちゃんの暗号のルーツがメガばあのメタタグと同じなのはなぜか。
ハラケンに置いてけぼりにされたヤサコちゃんはこの状況にどう動くのか。
次回も気になります。
★ひぐらしのなく頃に解 11話
圭一、レナ、魅音、詩音、沙都子が引き起こす悲劇はすべてクリア。
残るは富竹、鷹野の殺害を阻止し梨花が殺される運命を回避できれば悲願は達成される。
けれど、最大の障害がここで明らかとなった。
犯人は三四。
おまえかー!!
前作ではほっとんど目立ってなかった人が黒幕だったなんて思いもしませんでした。
目的のためなら恋人である富竹さんを殺すこともしちゃうなんて鷹野さん怖い!
で、その鷹野さんの目的ってなんなんでしょう?
子供の頃からの夢を叶えるために人を殺すなんてどれほど強い思いがあればできるんでしょうか。
これは鷹野さんが語ってくれないことにはわかりそうにないので待つしかないのかな。
そうそう。
今回で今まで鷹野さんが死んだ死亡推定時刻がおかしかったその理由がやっと解明されましたね。
オヤシロ様のたたりじゃなかったんだー。ホラーじゃなかったんだー。人為的なものだったんだー。
なぞがひとつはっきりしてすっきりです。
しかし新たな謎が出てきてしまいました。
鷹野さんが言う「東京」は彼女たちが所属する組織なんでしょうが、何が目的で作られた組織なんでしょう。
富竹さんが言った「梨花ちゃんに何かあったら大変なことになる」との意味は?
導火線に火がついた爆弾と言われた雛見沢症候群。LV5。末期状態。とはどんな症状?
物語の真実が明らかになっていく今後の展開が楽しみです。
でも、放送してもらえなかったらわかんないままですよねぇ。
例の事件で自粛するらしいけどひぐらしを最後まで見ることはできるんでしょうか。
無理?
★天元突破グレンラガン 26話
このまま繁栄すれば遠くない未来に螺旋族が引き起こすであろう惨劇に衝撃を受けるシモンに言葉をかけるロージェノムが渋かった。
ロージェノムいい人です。おっさんいい味出してます。
若者を導く大人って感じでかっこよかったよ!
そのロージェノムの螺旋力を借りてブータが人間型になっちゃったのにはびっくりしました。
まさかこんな展開になろうとは!
1話でシモンの隣にいた副官がいつまでたっても出てこなかったのはこーゆーことだったんですね。
なるほどなあ。
でもシモンの傍にいるのがブータなら納得できます。
なにせ初期グレン団メンバーですからね!
死後何年経とうとも傍でシモンを見守っているだろうことは予想していましたが、まさかこーゆー再登場をするとは思わなかったのでこの展開にも驚きました。
成長したシモンとカミナが互いの状況をわかった上で対等に会話する機会があるなんて…。
びっくりです。
多元宇宙の迷宮で迷っているシモンに道を示したカミナ。
カミナの言葉で迷宮を脱するシモン。
2人の、死によって直接的、物理的な距離が離れてもなお繋がっている強い絆と、思いを託し託された信頼に満ちた関係をもう一度見ることができて嬉しかったです。
そして「今度こそ本当にあばよだ」と言ったカミナのその言葉の意味がさみしくも、やはり嬉しかったです。
シモンはカミナの後押しが必要ないほど成長した。
だからこれが最後の、アニキとして最後の送る言葉。
「行けシモン。自分の選んだひとつのことがおまえの宇宙の真実だ。忘れんな。俺の宇宙もそこにある宇宙だ」
自分の背を越したシモンを頼もしく見るカミナの表情が印象的でした。
しかし。
これ以上に印象的だったのはヴィラルだったりします。
ヴィラルの「夢」は今回の話の中で一番泣けてしまったシーンでした。
愛する人との間に出来た娘を優しい笑顔で迎えるヴィラル。
優しい優しい、ありえたかもしれない「夢」
あの「夢」が本人の願望を写したものでなかったとしても、あんなに優しい顔で娘を見るヴィラルに涙してしまいました。
ヴィラル…本当になんて夢を見てるの…。子供作れないのに…。
切なすぎて涙が出ちゃったじゃないのーっ!!!
ああもう、まさかこんな風にヴィラルで泣かされるとは。
侮りがたしグレンラガン。
さて。
次回はいよいよ最終回。
指輪を媒介にしてニアの元までやってきたシモンとアンチスパイラルの最後の戦いが始まります。
ここにきて変に落としたりせず大団円で終わることに大期待!
★ヒロイック・エイジ 25話
うまいですね。
この物語は本当にうまい。
これまでのすべての行動、すべての戦いに意味があり、それらすべてがヒントであり、つなぎ合わせることで答えとなる。
あちらこちらに散りばめられていた壮大な仕掛けが満たされ成されていく。
一見一本筋で単調に思える物語なのに、これほどの爽快感を与えてくれるのはすごいとしか言いようがないです。
あと1話を残しているけどこの時点で十分に満足ですよ。
良いもの見た!面白かったー!!
個別感想としては。
ずっと泣いているように思えたケルビウスとユティが救われ、カルキノスと再会できたのは本当によかったです。
幸せになってねユティ!
メヒタカとレクティもこれでやっと落ち着いた時間がすごせることでしょう。
この2人なら外野がわざわざ言わなくても幸せになってくれるに違いない。
黄金の種族への執着がどうしてもファザコンにしか見えなかったロム・ローはどうなるんでしょうね。
引きこもるか。黄金の種族が去った別宇宙へ行くために闘志を燃やすか。はたまた別の行動を取るのか。
ちょっと気になります。
びびりのパエト・オーはカルキノスとヘタレ同士で気が合いそうなんだけどそんな後日談は見られるんでしょうか。
見られるといいなあ。
そして2人でディアネイラにちょっかい出してアネーシャに叱られればいい。
鍵としての役目を果たし消えたように見えるエイジは絶対に生きていると信じています。
もしかしたらエイジはオロンにいたりするのかもしれませんね。
で、1話と同じようにディアネイラが迎えにいくと。
どんな終わり方をするにせよ納得のいく最終回になるだろうから、次回も楽しみです。
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