SSブログ

アニメ感想(日曜深夜) [アニメ 07年4月~]

★ヒロイック・エイジ 最終話
総評:優秀な作品だと声を大にして言いたい。
ただし、最後まで見ないとそのすごさがわからないので前半面白くないと思っても我慢して見続ける必要あり。

私もアルゴノートクルーがエイジを猿呼ばわりしていた時期は、話は訳わかんないわ素直なエイジをサルと見下す人類側にむかつくわで、物語に面白さを見出せずなんとなく惰性で見ていただけでした。
あの時にこれはダメだと切らずにいて本当によかったと思います。
途中で見るのをやめていたら最後に来たあの壮大な仕掛けを味わうことができなかったわけですから。

今回の最後にあったエイジとディアネイラの再会もその壮大な仕掛けのひとつでした。

黄金の種族が去っていった星オロンで出会った2人が、契約がすべて果たされた時再びオロンで出会う。
「ディアネイラが道を作ってくれた」そう言いながら手を差し出すエイジ。
駆け寄りその手を取るディアネイラ。

ED曲をうまく使ったこの再会シーンは本当によかったです。
泣けました。
エイジの顔が逆光で見えないのがまたいい!

で、最後まで見た後でないとわからないことなんですが、宇宙を満たすスターウェイが描かれていたOP。エイジとディアネイラの再会が描かれていたED。
最初から思いっきりネタバレしてたんですね。

こういう段階を踏むことで威力を発揮する仕掛けは好きです。
最後まで見た者だけが味わえる爽快感は格別なものがありますよ。
本当にうまい作り方がされていた物語でした。
楽しかったです。

さて、これ以外の感想としては。

パエトー・オーと絡むのはイオラオスだといいなと思っていたのに実際に絡んだのは父親のモビードだったのでちょっと残念。
でもモビードにいじられているパエトーが面白かったので結果オーライ。
あのまま年長者の余裕で上手にいじるモビードの傍に居続けたらパエトーの性格はかなり変わったかもしれませんね。
素直になるか、今まで以上に頑固になるか、両極端に動きそうだけど。

ビー・ノ・ビーが復活してくれて嬉しかったです。
あれって自己修復だったんですかね?パエトーが直したとか?
それはないか。

感情を消せなくなって表情豊かになったユティがかわいかったです。
エイジと会話を交わしていないことを残念がっていましたが、それはなくてよかったような。
だってユティがエイジと話したらそのマイペースさに怒り出しそうなんだもん。
昔のイオラオスとの関係に似たものになりそうなのでそのうち和解するでしょうが、そこまでが大変そうです。
もちろん大変なのは本人たちではなく周りね。

大人なプロメ・オーに諭されて扉の向こう側に行ったロム・ロー。
黄金の種族と再会したら彼はどうなるんでしょう。
無茶苦茶はしゃいでくれると面白いんだけどな。

4年後のアネーシャとイオラオスはいい雰囲気でしたね~。
さっそく尻に敷かれているイオラオスがかわいい。

ディアネイラの巻き髪は個人的には趣味でなかったり。
大人になったことを印象付けるための髪型変化なんでしょうが、ディアネイラはストレートの方がかわいいと思うのですよ。

メレアグロスとアタランテスのアホ兄弟が生きていたのには驚きました。
いなくなってもまったく問題なかったのにしぶといったらないですね。
この2人が生きていたことでメインキャラは誰一人として欠けることなく物語が終わったことになります。
綺麗にまとめすぎてる気もするけどこれはこれでいいんでしょう。
ディアネイラとエイジの意思が反映されていると考えれば納得はできます。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。